2015年9月1日から、欧州では新しい排ガス規制であるEURO6が施行されていますが、排ガスをしっかりと浄化した上で、CO2の排出量削減に対してはディーゼルの有用性は高いというのは、またBMWがアピールしているポイントです。
北米では”ディーゼルゲート”とも呼ばれるようになった一件によって、ディーゼルエンジンに逆風が吹いていますが、同等出力で比較するとガソリンエンジンに対して15~20%程度のCO2削減が見込めるのがディーゼルのメリットといいます。
こうしたディーゼルエンジンの優位性は正当に評価すべきということも、また欧州の共通認識といえそうです。
(山本晋也)
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