トヨタ新型クラウンに2.0L直噴ターボエンジン搭載車を新設定

2.0L直噴ターボの「8AR-FTS」は、レクサスNXに初搭載されて以来、レクサスIS、レクサスRXにも立て続けに設定されているエンジン。

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水冷シリンダーヘッドと一体型のエキゾーストマニフォールド、ツインスクロールターボなどのトレンドといえる技術に、直噴技術のD-4STを採用することで、低中速域からの胸のすく加速性能と13.4km/Lという燃費を実現。

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235ps/5200-5800rpm、350Nm/1650-4400rpmというスペックは、レクサスISの同エンジンよりも10ps低く、最大トルクは同値となっています(なお、レクサスNXは238ps)。

トヨタの高級セダンの顔といえるクラウンに直噴ターボを搭載した点について、ハイブリッドの燃費も魅力だが、「高級車のクラウンには走りの余裕を求めるユーザーがいる」と、新型クラウン発表会で秋山 晃チーフエンジニアが説明。

そのほかにも工場(ライン)を改良することで、ボディ剛性の強化など走りや乗り心地の面でも改善されているとのこと。

2.0Lターボを積むアスリートシリーズの価格は388万〜533万円という設定で、8ATとの組み合わせで2WD(FR)のみになります。

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今回のビッグマイナーチェンジ版クラウンの価格帯は、アスリート系が388万〜610万円。ロイヤル系は2.5Lガソリンとハイブリッドのみで、373万円〜590万6000円。マジェスタはハイブリッドのみで、633万〜695万円という設定になっています。

(文、写真/塚田勝弘)

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この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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