もしハイブリッドやEVが水没したら感電しないの?

各自動車メーカー(輸入車を含む)は車両の高電圧ケーブルをオレンジ色で識別、不用意な接触を防止する対策を講じているほか、車体と高電圧回路を絶縁分離、万が一衝突事故を起こした場合でも乗員が高電圧により感電しない構造にしています。

NTSELNTSEL
(出展 NTSEL)

併せて、トヨタ「クラウンハイブリッド」等では非常時に駆動用バッテリーからの高電流を遮断、ボディに触れても感電しないように工夫されています。

TOYOTA_HV(出展 トヨタ自動車)

自動車各社はこれらの安全設計に加えて、「レスキュー時の取扱い」をHP上で一般公開しており、事故車を取扱う際の注意事項を明記しています。

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Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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