フォルクスワーゲン新型ティグアンはプラグインハイブリッドもラインアップ【フランクフルトショー2015】

それが、プラグインハイブリッドの『GTE』です。

システム出力160kWを誇るフォルクスワーゲンのハイブリッドシステム(1.4リッターガソリン過給エンジン+モーター内蔵6速DSG)に外部充電を組み合わせることで、二酸化炭素排出量を低減。ユーロモードで42g/kmを実現するとされています。

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さらにコンセプトカーのルーフには太陽光発電パネルを装備、駆動用リチウムイオン電池を充電するといった仕様になっているのも注目。 

外部充電を除いても、この太陽光発電だけで年間500~1000kmもの走行距離に相当する電力を充電できるというのです。

ちなみに、太陽光発電による充電は地域によって異なり、理想的な条件下でドイツでは500km相当、南欧では800~1000km相当の発電が可能とアナウンスされています。

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(山本晋也)

この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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