フォルクスワーゲンup! のSUV仕様である「cross up!」が三度目の登場。安全装備と人気の「beats sound system」を標準化【新車】

■三度登場のcross up!は「全部のせ」といえそうな装備の充実ぶり

フォルクスワーゲンのAセグメントモデルである「up!(アップ!)」に、専用パーツなどによりSUVルックに仕立てられたクロスオーバータイプの限定車「cross up!(クロスアップ!)」が三度(みたび)登場。限定台数500台で2019年12月3日から販売されました。価格は2,169,000円です。

フォルクスワーゲン クロスアップ!
フォルクスワーゲンup! に三度cross up! が登場

今回導入された限定車の「cross up!」は、2017年、2018年に続いて3度目の発売で、昨年のモデルで好評だったという安全装備や快適装備、SUVルックなスタイリングをまとっています。さらに、今年のモデルでは若年層を中心に人気の高いという「beats sound system」を標準装備。

フォルクスワーゲン クロスアップ!
SUVテイストの「cross up!」 は、上級仕様の「high up!」がベース

「beats sound system」は、300W・8チャンネルのパワーアンプにデジタルプロセッサーが搭載され、6スピーカーとサブウーハーの計7つのハイエンドスピーカーを車両全体にレイアウトすることで、力強い低音から澄み渡る高音まで楽しめるオーディオです。

フォルクスワーゲン クロスアップ!
7スピーカーの「beats sound system」を標準装備

そのほか、上級モデル「high up!」で好評だというパークディスタンスコントロールやオプティカルパーキングシステム、リヤビューカメラ「Rear Assist」も標準化されていて、駐車時の安全性を向上。

フォルクスワーゲン クロスアップ!
パークディスタンスコントロールやオプティカルパーキングシステム、リヤビューカメラ「Rear Assist」を標準装備する

こちらも人気装備の純正インフォテイメントシステム「Composition Phone」やスマートフォンホルダーなどのインフォテイメントパッケージに加えて、フルオートエアコン、シートヒーターやクルーズコントロールなどの快適装備も標準装備されるなど、「全部のせ」といえそうな装備の充実ぶりが目を惹きます。

フォルクスワーゲン クロスアップ!
専用の前後バンパー、ホイールハウスエクステンション、シルバードアミラー&ルーフレールなどを用意

エクステリアは、シルバーとブラックの専用パーツのコントラストがエクステリアカラーにアクセントとして映えるようにデザインされています。なお、専用エクステリアは、フロント&リヤバンパー、ホイールハウスエクステンション、ブラックサイドモールディング、シルバードアミラー、シルバールーフレールと多岐にわたっています。インテリアは、スポーティなブラックで統一され、ドアシルプレートやアンビエントライトなどが特別感を付与。

フォルクスワーゲン クロスアップ!
cross up!のインパネ

そのほか、専用ドアシルプレート、レザーマルチファンクションステアリングホイール、185/50R16タイヤ・6JX16インチアルミホイールが用意されるなど、小さな高級車という雰囲気が漂っています。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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