お値段いくら?日野自動車の最新大型路線バスが登場!

「日野ブルーリボン」は燃費基準値に対して+13%(車両総重量14t超16t以下のAMT搭載車。車両総重量クラスやトランスミッションによって異なる)、「日野ブルーリボン ハイブリッド」は+20%の低燃費を達成し、エコカー減税の対象(「日野ブルーリボン」は+10%の区分に該当し取得税が80%、重量税が75%の減税、「日野ブルーリボン ハイブリッド」は+15%の区分に該当し取得税・重量税ともに免税)になっています。

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ディーゼル仕様の「日野ブルーリボン」に搭載される「4HK1」型エンジン、「日野ブルーリボン ハイブリッド」に積まれる「A05C」型エンジンは、ともに排気量5.0Lクラスのダウンサイジングエンジンで、小排気量でありながら低回転から高トルクを発揮し、十分な動力性能を確保しながら上記の低燃費を実現しているそうです。

また、新採用となる6段AMTは、電子制御による自動変速でエンジンの燃費の良い領域を使うことで燃費を向上。

ほかにも、ホイールベースを延長してノンステップエリアを拡大するとともに新型客席シートの採用などにより乗客の利便性、快適性を向上させているそうで、利用者に歓迎されそう。さらに、設置の簡単な車いす用スロープや車いす固定装置を採用し、車いすの乗客にも優しい設計となっています。

12月1日発売の「日野ブルーリボン ハイブリッド」は、新たにエンジンとモーターの間にクラッチを配置することでエネルギー回生効率を向上させるとともに、発進時にはモーターのみによるEV走行が可能だそう(EV走行時もエンジンはアイドリングで稼働)。

また、ハイブリッドシステムの高電圧による危険防止策を十分に実施されているそうで、2014年6月以降の新型自動車に適用される「バッテリー式電気自動車に係る協定規則(第100号)」に適合しています。

日野ブルーリボンの価格は2575万2600円、日野ブルーリボン ハイブリッドは3061万2600円。乗車定員はともに79名(座席27、立席51、乗務員1)です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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