北海道→東京1270kmの燃料代はいくら!? マツダCX-3 SKYACTIVディーゼルの燃費を実走計測!

いやー、走った走った1270km! だって、北海道のトマムから東京までですからね。

正確に言えば前日の試乗も含めて1500kmオーバー。話題のマツダCX-3をお腹いっぱいになるまでじっくりと走って味見させていただいたわけです。

っていうかまあ、お腹になるまで味わうことを“味見”とはいわないでしょうけどそんな細かい言葉使い云々はスルーするのが大人ってモンですよ。

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北海道・トマムから東京までの移動、いや試乗にかかった時間は丸二日。

僕も含めて関東周辺の人間にはなかなかピンとこないわけですが、北海道って本当にでっかいどうなんです。だって、トマムって北海道の中央。なのにそこから端っこの函館へ異動してフェリーで函館港を出港するまで(距離にして440kmほど)で半日以上かかりましたから。

もちろん途中で道草を食っていたわけでもありませんし、ルートのほとんどは高速道路なのに。

まあ北海道の高速道路っていうのがまた曲者で、片道1車線区間が延々と続いて遅~いクルマがいるとなかなか抜けなくて時間食っちゃったりするんですけどね。

あと、制限速度厳守の僕らには関係ないんですがねずみ取りが厳しいらしいんでなんだか緊張したりとか。

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そんなわけで、北海道のトマムから函館へ出て、そこからフェリーで青森県の最北端の(マグロで有名な)大間へ向かい一泊。エネルギーチャージした後は準備運動的に一般道を150kmほど走った後に下田百石インターから入って接続する東北道へ合流し、まっすぐ東京へ。

楽しかったけど、しばらくロングドライブはしなくてもいいかな(笑)

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ホントに大間に行ったのか、疑っている人もいるかもしれませんので、大間でCX-3の背後に昇る朝日の映像をどうぞ。

えっ、なんのためにそんな長距離を走ったのか? 
もちろん燃費を測るために決まっているじゃないですか!?

CX-3は(日本仕様においては)全車にディーゼルエンジンを積んでいます。その実燃費って気になりません?

「23.2km/L(今回試乗した『XDツーリング Lパッケージ』のFF車)でしょ?」って、それはカタログにも書いてあるJC08モード燃費。

お受験的な計測数値で実燃費ではありませんよ。じゃあ実燃費はどのくらい? 走ってみないとわからんな、これは。

というわけで、僕らは実燃費を測るために、北海道トマムから東京へはるばる1270kmを丸二日かけてドライブ……じゃなくて実走テストしてきたんです。

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この記事の著者

工藤貴宏 近影

工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジンのマツダCX-5。
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
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