トヨタ「アクア」が米IIHS評価で「トップセーフティピック」に認定!

当初は欧州の高級ブランド車も対応で出遅れた経緯が有り、トヨタ自動車も前回の評価へのリベンジで本格改良に打って出たという訳です。

(2015年モデル)

対策前後ではそのダメージ差が明確に現れており、ボディの変形量低減に加え、ダミー人形の頭部がしっかりエアバッグで受け止められている様子が見てとれます。

(2013年モデル)

IIHSは衝突安全性の高いモデルを「トップセーフティピック」として認定しており、今回アクアは最高評価としての同認定を得ました。

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(出展 IIHS)

「スモールオーバーラップ」評価はブランドを問わず、米国で広く一般公開されており、販売にも影響するため、現在では世界中の自動車メーカーが重視する評価の一つとなっています。

■IIHS Prius c 評価
http://www.iihs.org/iihs/ratings/vehicle/v/toyota/prius-c-4-door-hatchback/2015

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IIHS衝突試験の新評価で判明した人気車の意外な弱点とは?
https://clicccar.com/2013/01/04/208718/

Avanti Yasunori) 

【画像をご覧になりたい方はこちら】 https://clicccar.com/2015/08/17/322057/

この記事の著者

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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