第2戦の富士500kmレース。ここでもPURIUSの活躍が目立ちます。予選Q1で中山雄一選手がコースレコードでトップタイム、続くQ2では佐々木孝太選手もトップタイムを叩き出しポールポジションを獲得。佐々木選手は最多ポールポジション記録を更新するということにもなりました。
しかし、決勝で速さを見せたのはGAINER TANAX GT-R。序盤から独走態勢を築き上げ、最後まで逃げ切ったという王道の強さを見せました。
そして、この富士500kmレースを盛り上げた立役者は、実は#3のB-MAX NDDP GT-R。中盤でタイヤバーストし大きく順位を落としますが、そこからの星野一樹選手の追い上げがとんでもない!2位争いをするPRIUSと#11 GAINER TANAX SLSにラスト5周で追いつくと、そこからほぼバトル無しでこの2台を一台ずつかわしていきます。なんだこりゃ!
優勝した#10 GAINER TANAX GT-Rの千代勝正選手も「B-MAXがバーストしていなかったら優勝は危なかったかも知れません」と言わしめるほどの鬼神な走りっぷり。
このGT300でのGT-Rの活躍振りで日産は14年ぶりのGT500、GT300のダブル1・2フィニッシュを達成しました。