アイサイトについて、スバルのエンジニアが教えてくれなかったこと!?

インプレッサを借りて400キロほど走ったところです。D型っていうんですかね、昨年末にマイナーチェンジした最新モデル。もちろんスバル自慢の「アイサイト」もついていました。

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アイサイトの大きな働きは「自動ブレーキ機能」と「追従クルーズコントロール機能」ですが、なにが凄いかって後者ですよ(まあ前者の性能も国産トップ水準ですけどね)。

追従クルーズコントロールとは、任意に設定した速度内で前を走るクルマと一定の車間を空けて速度を自動調整してくれる仕掛け。アクセルもブレーキも操作せずに周囲にあわせて最適なスピードで走ってくれる、自動運転の第一段階って感じでしょうか。

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素晴らしいのは、そのスムーズな作動。ギクシャクしないんです。

カメラで前方の様子を認識してクルマが勝手に加減速してくれるわけですが、本当にスマートで驚き。下手なドライバーに比べて…というより、かなり上手なドライバーといい勝負ですよ。そういえば昨年秋のマイナーチェンジでインプレッサもアイサイトが「バージョン3」へ進化していたんだっけ。どおりでより上手な車速コントロールになってたわけだわ。

この記事の著者

工藤貴宏 近影

工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジンのマツダCX-5。
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
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