「EV」については-8%と認知度が過去3年間に渡って緩やかに下降傾向で、発売当初に比べてメディア露出が年々低下傾向にあることも影響しているようです。
一方、購入検討意欲の観点では全ての次世代車において昨年比+2%から+5%程度増加している点が注目されます。
特に「PHV」や「EV」が「HV」を上回っており、中でも「PHV」は一充電あたりのモーター走行可能距離が伸びた事や、欧州メーカーを中心とする輸入車での選択肢が増えたことが消費者の購入検討意欲を誘った模様。
また「EV」についてもバッテリーの増産・普及に伴って車両価格がこなれて来た事や、全国的に充電環境の整備が進んだことから、昨年に比べて購入検討意欲が上昇しているようです。
以上より総合的に見て「次世代車」は認知度の上昇に伴い、消費者の購入検討意欲も増しており、今後もこの傾向が続くものと予想されます。
■デロイト トーマツ コンサルティング
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