ハシゴ型フレームを採用しており、サスペンションは前後共に縦置きリーフスプリングで、ブレーキには当時としては先進的な油圧サーボ付きのドラムブレーキを採用。
搭載されている「A型エンジン」は水冷 3.4L 直6 OHV仕様で、最高出力65hp/3,000rpm、最大トルク19.4kgm/1,800rpmを発生、3速ミッションを介して約110km/hの最高速度を誇っていました。
このエンジンを作り上げるまでには鋳造技術を含め大いに苦戦を強いられたようです。
ちなみに1937年当時の車両価格は3,685円だったそう。
観音開きのドア構造が目を引くと共に、前後ドアパネルを共通化するなど、金型数を減らす工夫がなされており、既に「トヨタ流」の片鱗が窺えます。
タミヤは今回の「トヨダAA型」プラモデルの発売に先立ち、6月14日(日)に愛知県長久手市のトヨタ博物館で「プラモデル、RCカーで見るトヨタの名車展」と銘打った「タミヤ プラモデルミーティング」を開催。
新作「1/24トヨダAA型」をはじめ、タミヤがこれまでにモデル化したトヨタ車のスケールモデルや、ミニ四駆など、幅広い世代に親しまれて来た数々の模型を展示。
イベント会場となったトヨタ博物館では「トヨダAA型」の実車が常設展示されており、併せて7月5日(日)までの日程でクラウン60周年記念展が開催されています。
歴代のクラウンが一堂に展示されており、この機会にトヨタ自動車の歴史に触れてみるのもよいかもしれません。
■タミヤWebサイト
http://www.tamiya.com/japan/products/24339/index.htm
■トヨタ博物館
http://www.toyota.co.jp/Museum/
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【画像をご覧になりたい方はこちら】 https://clicccar.com/2015/06/12/311947/