駐車場の入り口にクルマを停めて降りると、車両管制室から最も近い空きスペースの情報が送信され、クルマが自動で無人駐車場内の充電ステーションに向かい駐車。
用事を済ませたドライバーが駐車場入り口に戻って来ると、車両管制室が駐車中のクルマを呼び出し、自律走行してクルマがドライバーの元へ戻る仕組み。
駐車場内は人が立ち入れず、ドライバーも乗車していないので、自動走行中に危険が伴わないというのがFZIの考えのようです。
またFZIは地元のシュツットガルトから公道を150km/hで走行できるライセンスを取得しているそうで、自律走行中に遅い前走車を自動で追い抜く機能も開発、いざという時のためのドライバー介入モードも用意している模様。
この分野で先行する米国のGoogleのみならず、欧州でもこうした自動走行機能の開発が着々と進んでいるようで、今回の事例に限らず、宅配の荷物輸送なども含めて将来的に自動化されていくことになるかもしれません。
■FZI Webサイト
http://www.fzi.de/de/forschung/projekt-details/cocar/
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