現在搭載されている「6.2」バージョンのソフトウェアが「7.0」にアップデートされれば自律走行機能の90%が利用できるようになるそうで、現在はそのタイミングを見計らっている状況のようです。
自動駐車機能も備わっており、クルマが自身で駐車スペースを見つけて自動的に駐車。
スケジュールをインプットしておけば出発時間になると車内の空調温度を調整、ガレージのドアを開け、いつでも出発できる状態で待っているといった具合。
ちなみに現時点の最新「6.2」バージョンでは「自動緊急ブレーキ」と「死角警報」が有効となっています。
ソフトウエアのバージョンアップでクルマを進化させることが出来るとはまさにパソコン並み。中でも「7.0」バージョンで可能となる自律走行で注目されるのが「自動追い越し機能」。
WSJ(ウォール・ストリート・ジャーナル)によると、接触事故発生時など責任の所在が問われるこの機能にテスラが出した回答は非常にシンプルなものでした。
自動追い越しをする際、ドライバー自身にウインカーを出させるという単純なもの。
この操作により、ドライバーが自動追い越しするのに適切な道路状況と判断したことになり、その結果に対してドライバーが責任を負うことになるという訳です。
このように、NASAからの委託事業で地球とISS(国際宇宙ステーション)間で再使用可能な宇宙船を往復させているイーロン・マスクCEOにしてみれば、もはや地球上での自律走行はさほど高度な技術とは捉えていないのかもしれません。
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