先日、東京芝公園にあるイワタニ水素ステーション開所式には安倍首相も訪れ、日本にとって国を挙げてのエネルギーの方向性が水素であるという印象を強めている印象です。
といっても、まだまだ稼働中の水素ステーションは全国19カ所。トヨタ・ミライの生産は年間700台から2000台、3000台に増やされるとアナウンスされていますが、いま注文しても手元に届くのは3年後とも予想されています。いわゆる普通の人が水素をエネルギー源とする燃料電池自動車に乗るのはまだまださきのこと、ミライもとりあえず出してみて世の中にアピールするためのクルマであるんじゃない?と思っているかたも多いことでしょう。
ところが、今回実際に試乗してみて、このクルマは本気なんだ、ということが伝わってきました。