ハイブリッド追加で魅力倍増の日産エクストレイル、燃費はリッター20.6キロ

こうして、環境性能とパフォーマンス、そして安全性能まで高いレベルを実現したエクストレイル・ハイブリッド。そのライバルはハイブリッドだけではありません。

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むしろ、各項目におけるアドバンテージは、クロスオーバー・ハイブリッド代表としてクリーンディーゼルSUVと比較したくなるほどの魅力を備えているのです。

クリーンディーゼルのクロスオーバーといえばマツダCX-5が想定されるライバルとなりますが、CX-5のプライスゾーンはFFで283万5000円~326万1000円、4WDは306万1000円~346万6000円。

対して、エクストレイル・ハイブリッドはFFが280万4760円、4WDが301万1040円~324万円。ハイブリッドだからといって、けっして高価というわけではありません。むしろ、お買い得に感じてしまうほど。もちろん、新エコカー減税で免税対象となる環境性能を実現しているのは言うまでもありません。

 ●エクストレイル ハイブリッド(4WD)主要スペック
車両型式:DAA-HNT32
全長:4640mm
全幅:1820mm
全高:1715mm
ホイールベース:2705mm
車両重量:1630kg
乗車定員:5名
エンジン型式:MR20DD
エンジン形式:直列4気筒ガソリン直噴DOHC
総排気量:1997cc
最高出力:108kW(147PS)/6000rpm
最大トルク:207Nm(21.1kg-m)/4400rpm
モーター型式:RM31
モーター形式:交流同期発電機
最高出力:30kW(41PS)
最大トルク:160Nm(16.3kg-m)
駆動用バッテリー:リチウムイオン電池
変速装置:CVT
燃料消費率:20.0km/L (JC08モード)
タイヤサイズ:225/65R17

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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