最大熱効率36%の新ターボエンジンを積んだトヨタ・オーリスのプレミアムな価格

ヴィッツやカローラの省燃費ユニットとしてもお馴染みのNR系エンジン。このターボ仕様では最大熱効率36%を実現したといいます。

キーテクノロジーとなる、4サイクル直噴ターボ技術は「トヨタD-4T」と命名されました。

水冷シリンダーヘッドにエキゾーストマニホールドを内蔵させ、ヘッドにターボチャージャーが直付になっているため、『8NR-FTS』は非常にコンパクトにまとまって見えます。また、安定した冷却性能を確保しやすい水冷インタークーラーの採用は配管の最適化にもつながっているようです。

8NR-FTS005

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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