最大熱効率36%の新ターボエンジンを積んだトヨタ・オーリスのプレミアムな価格

この1.2リッターダウンサイジングターボエンジンを搭載する「オーリス 120T」は、FF・CVTだけの設定で、メーカー希望小売価格は259万37円。オーリスのラインナップでは最上級モデルとなり、VWゴルフなど1.2リッター過給エンジンを積む輸入車がライバル視される価格となっています。

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直噴ターボエンジンということで燃料はハイオク指定。

ダウンサイジング過給エンジンに欠かせないターボチャージャーについてはトヨタ内製とすることで、過給性能とレスポンスの両立を実現しているといいます。

また、CVTの制御においてもターボエンジンの特性を引き出すセッティングになっているとアナウンスされています。

●トヨタ・オーリス120T 主要スペック

車両型式:DBA-185H
全長:4330mm
全幅:1760mm
全高:1480mm
ホイールベース:2600mm
車両重量:1300kg
乗車定員:5名
エンジン型式:8NR-FTS
エンジン形式:直列4気筒DOHCガソリン直噴ターボ
ボア×ストローク:71.5×74.5mm
総排気量:1196cc
圧縮比:10.0
最高出力:85kW(116PS)/5200-5600rpm
最大トルク:185Nm(18.9kg-m)/1500-4000rpm
変速装置:CVT
燃料消費率:19.4km/L (JC08モード)

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(山本晋也)

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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