FCV普及に向け経産省が水素ステーション設置審査見直しへ

国が認定した部品メーカーが社内試験を済ませれば都道府県の審査の一部を省略できるようにすることで、審査期間を半月程度に縮めることにしたもの。

これにより、必要書類も1/5程度にまで減る見通し。

経産省は「高圧ガス小委員会」を通じて今年4月以降に高圧ガス保安法の制度を改正、部品メーカーの認定を急ぐ考え。

また併せて小型水素ステーションの設置を促すことで工事費を1/5程度に抑制すべく、2015年度中に安全基準を設ける予定とか。

04(出展 経済産業省)

政府はこれまでにも2013年5月に政府成長戦略の一環で、FCV用の水素タンクや水素ステーション設置に関わる規制の一挙見直しを表明。

昨年4月にはガソリンスタンドとの併設を認めており、今年1月には安倍首相が水素ステーションにおいてもセルフ充填が出来るように規制改革を進めると明言しました。

02(出展 経済産業省)

いよいよ2020年のFCV普及期に向けた官民一体の動きが顕著になって来ました。

■経済産業省 関連資料 
新たな時代の要請に対応した 規制見直しの状況について(PDF資料)
http://www.meti.go.jp/committee/sankoushin/hoan/koatsu_gas/pdf/007_05_01.pdf

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 (Avanti Yasunori

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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