FCV普及に向け経産省が水素ステーション設置審査見直しへ

政府は昨年6月に発表したロードマップにおいて2015年度内に4大都市圏で水素ステーションを100ヵ所程度確保する事を目標に掲げています。

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政府方針を受けてガス大手の岩谷産業を始め、JX日鉱日石エネルギーなどが水素ステーションの設置を精力的に推し進めていますが、その際に足かせとなっているのが都道府県による使用部品の安全審査だそうです。

日経新聞によると、設置申請からバルブ強度等の安全審査に約1ヶ月かかっているそうで、必要な書類を揃える手続きや完成後検査などが企業にとって負担増となりコスト増に繋がっていると言います。

そこで経済産業省が水素ステーション設置に必要な都道府県による安全審査期間をこれまでの約半分に短縮すべく動き出しました。

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Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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