4代目となるビターラは、全長4175×全幅1775×全高1610mmというサイズで、エンジンは1.6Lガソリンとディーゼルエンジンを設定。
ジムニーや過去のビターラなどのSUVで培ってきた本格4WDやクロスオーバーSUVとしてのノウハウを投入しながら、デザインや走行性能、安全や環境性能など全方位で大きく進化させているのが特徴で、新型はハンガリーをはじめとした欧州全域、そして欧州外にも輸出する予定で、初年度の生産台数は7万台が計画されています。
新型ビターラには、新世代4WDシステム「ALLGRIP」をはじめ、ミリ波レーダー方式の衝突被害軽減システム「レーダーブレーキサポート」や、レーダーで前方車両との距離を検知し、自動で加減速するアダプティブクルーズコントロールなどが搭載されているほか、軽量化による燃費向上も実現。
スタイリッシュで燃費や安全装備も進化しているとなると、新型ビターラがエスクードとしてリリースされるのを期待したいところ。
日本にもこのマジャールスズキで生産されて逆輸入される「SX4 CROSSOVER」もSX4の後継としてラインナップされています。
スズキは軽自動車だけでなく、SUVでもファンを魅了してきただけに、ぜひ新型ジムニーも商品化してもらい、世界的なSUVブームの中で存在感を示したいところではないでしょうか。
■次期スズキ・エスクード? パリショーでスズキ「VITARA(ビターラ)」披露
https://clicccar.com/2014/08/30/266344/
■次期ジムニー? エスクード? 小型4WD「iM-4」はマイルドハイブリッドを搭載
https://clicccar.com/2015/03/04/296566/
(塚田勝弘)