■ロングホイールベースとハイブリッドが新型グレイスの特徴
セダンは構造的に剛性や遮音に優れますが、新型グレイスでは更にトランク周りを強化して、ベースのフィットに比べ、更に良好な乗り心地を実現しました。ホイールベースは、フィットのプラットフォームを2600㎜まで延長して、余裕の室内空間を確保。またアンダーボディに空力カバーを奢り、高速安定性を向上させています。
ハイブリッドは、フィット譲りの直4・1.5Lと1モーター内蔵7速DCTの組合せ。メカの熟成が進み、より滑らかなドライビングが可能となりました。エンジンはアトキンソンサイクルで、1バルブ休止機構V-TECと吸気カム可変タイミングVTCを採用。リチウムイオンバッテリーは、EV走行とトランク容量の拡大に貢献しています。
(拓波幸としひろ)