ハイブリッド用のパワーコントロールユニットやバッテリーをセンターコンソールに収めたことで3列シートのスペースを生み出したというパッケージングもジェイドの特徴です。
1.5リッターガソリンエンジンとモーター内蔵DCTの組み合わせと聞くと、フィットなどに搭載されているシステムを想像しがちですが、ジェイドのそれはヴェゼルと同じ1.5リッター直噴エンジンを使ったハイパワーなもの。システム最高出力は112kW(152馬力)となり、2.0リッターエンジンに匹敵するパワーと加速感を実現したといいます。
また、2シート×3列のレイアウトから、ストリームの後継モデルと思いがちですが、「多くの立体駐車場に対応したボディサイズと、スタイリッシュなフォルムは、先代オデッセイからの乗り換えも意識している」と開発責任者の印南泰孝(いんなみ やすたか)さんは言います。
ヴェゼルとは異なる、リヤ・ダブルウィッシュボーンの新プラットフォームを採用することで、走りへのこだわりも込めたニューモデルとアピールしています。