ホンダ・ジェイド発表。全車ハイブリッドで燃費はリッター25キロ

ハイブリッド用のパワーコントロールユニットやバッテリーをセンターコンソールに収めたことで3列シートのスペースを生み出したというパッケージングもジェイドの特徴です。

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1.5リッターガソリンエンジンとモーター内蔵DCTの組み合わせと聞くと、フィットなどに搭載されているシステムを想像しがちですが、ジェイドのそれはヴェゼルと同じ1.5リッター直噴エンジンを使ったハイパワーなもの。システム最高出力は112kW(152馬力)となり、2.0リッターエンジンに匹敵するパワーと加速感を実現したといいます。

また、2シート×3列のレイアウトから、ストリームの後継モデルと思いがちですが、「多くの立体駐車場に対応したボディサイズと、スタイリッシュなフォルムは、先代オデッセイからの乗り換えも意識している」と開発責任者の印南泰孝(いんなみ やすたか)さんは言います。

ヴェゼルとは異なる、リヤ・ダブルウィッシュボーンの新プラットフォームを採用することで、走りへのこだわりも込めたニューモデルとアピールしています。

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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