その先代ロードスター(NC型)は、現時点ではマツダ最後のRE(ロータリーエンジン)搭載の量産車である「RX-8」と基本骨格において共通部分が多いことでも知られています。
NC型ロードスターのプラットフォームは、2004年に誕生したロータリースポーツセダン「RX-8」のそれを、ロードスターのキャラクターに合わせて、ソリッドに、シャープに仕上げたものといえます。
オープン2シーターの先代ロードスターと、観音開きドアの4ドアスポーツセダンのRX-8が、大きく見れば共通プラットフォームだとすれば、先代ロードスターと共通性の多く感じられる4代目ロードスターのプラットフォームは、REを載せたスポーツクーペに発展する可能性があるといえるのではないでしょうか。