4代目ロードスターはマツダ・ロータリースポーツの呼び水となるか

その先代ロードスター(NC型)は、現時点ではマツダ最後のRE(ロータリーエンジン)搭載の量産車である「RX-8」と基本骨格において共通部分が多いことでも知られています。

NC型ロードスターのプラットフォームは、2004年に誕生したロータリースポーツセダン「RX-8」のそれを、ロードスターのキャラクターに合わせて、ソリッドに、シャープに仕上げたものといえます。

Mazda 2009

オープン2シーターの先代ロードスターと、観音開きドアの4ドアスポーツセダンのRX-8が、大きく見れば共通プラットフォームだとすれば、先代ロードスターと共通性の多く感じられる4代目ロードスターのプラットフォームは、REを載せたスポーツクーペに発展する可能性があるといえるのではないでしょうか。

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山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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