仕向地によって、1.5リッターと2.0リッターのSKYACTIV-G(ガソリン直噴)エンジンを使うことは、すでにアナウンスされていますが、日本仕様の目標スペックには、1.5リッター版を搭載していることが明記されました。
その最高出力は131馬力、最大トルクは150Nm。ロードスターの伝統に則ったのか、パワー自体はアピールする数字ではありませんが、最高出力を7000回転で発生する高回転ユニットは、スポーツドライビングの楽しさを感じさせてくれそうです。
『1.5リッターユニットは、軽量ボディとの組み合わせにより、街乗りからタイトなワインディング、そしてサーキット走行ま でワイドレンジ』なシーンをカバーするとされ、さらに『1.5リッターエンジンにおいては、タイトなワインディ ング路走行」をメインターゲットに加速フィーリングとエンジンサウンドを作り込んでいるといいますから、日本市場にはマッチしそうです。
だからといって2.0リッターがラインナップされないとも断言されていないので、二本立てになる可能性も捨て切れません。なお、2.0リッターユニットのメインターゲットは、「郊外路や高速道路のコーナリング』であり、具体的には『アウト バーンやアメリカのフリーウェイなど、高速・高負荷の走行シーンでも余裕を感じさせるパフォーマンスを追求』しているということです。