すでに発表されているように、エンジンをできるだけ車体中央に寄せることで、次期ロードスターでは前後重量配分50:50を目指しています。そうしたバランスと軽量化という目標のために、ボンネットやトランクリッド、フロントフェンダーなどを軽量素材のアルミとしています。
サスペンションはフロント・ダブルウィッシュボーン、リヤ・マルチリンク式。フロントアッパーアーム、ロアアーム、パワープラントフレーム、リアハブサポート、そしてフロントナックルがアルミ化されています。
そうした目に見えるハードウェアだけでなく、コントロール性についてもこだわっています。その基本的な姿勢は『クルマと対話しながらイメージ通りにコーナーを駆け抜ける』こと。そのために、シャシーとパワートレインをトータルで煮詰めているということです。