新型ヴェルファイア/アルファード発表会で世界初採用の「自動ドア」が開かなかったワケは?

テーマはヴェルファイアが「自分を貫き通す、強さはあるか。」、アルファードは「高級車をヒーローに」。

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「高級サルーンを圧倒する存在感」を掲げる新型ヴェルファイア/アルファードは、アルファードならではの大胆かつアクのある存在感を追求し、リヤコンビランプはU字型で、ワイド感が演出されています。

ヴェルファイアは、まるでラッセルのようなフロントアンダースポイラーで圧倒的な迫力を醸し出しています。

インテリアのテーマは、心地よいおもてなし空間、乗る人すべてが心地よく感じる空間。

全高を10mm下げて直進安定性など走行性能の向上を図り、ホイールベースを3000mmの大台へと延長しています。

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また、リヤサスペンションに快適な乗り心地に寄与するダブルウィッシュボーンを採用しつつ、室内の広さを確保。さらに、荷室には大容量の床下収納が配置されています。

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底床化により良好な乗降性を確保し、世界初の助手席スーパーロングスライドを装備しているのも注目点で、前後に分離されていたシートレールを助手席から2列目まで一体化し、最大で1160mmもの超ロングスライドを可能になっています。

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また、助手席側に荷室長2150mmの積載スペースを生み出すエクストラロングラゲッジモードもシートアレンジの特徴。

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安全・安心、ドライバー支援では、低速時の衝突回避、または被害の軽減を図る新機能を追加した「インテリジェントクリアランスソナー(8センサー)」、ミリ波レーダー式のプリクラッシュセーフティシステムは当然自動ブレーキ付。

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また、ドライバー視線でクルマを透かしたような映像を表示する世界初の「シースルービュー」を備えた「パノラミックビューモニター(左右確認サポート+シースルービュー)」を搭載。

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さらに、超音波センサーとカメラで駐車空間を検知し、目標駐車位置を自動設定する「インテリジェントパーキングアシスト2」を世界で初めて採用し、「インテリジェントクリアランスソナー」と連携した自動ブレーキによる衝突回避・被害軽減のほか、複数回の切り返しが必要な狭い場所でも自動でステアリング操作を行う切り返し支援機能など、世界初採用の装備を満載しています。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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