まず乗車したのはレガシィアウトバックLimited。ドライバーにはなんと昨年の全日本ラリー選手権のチャンピオン、鎌田 卓麻選手。スキー場のゲレンデでも走破性の高いスバルのシンメトリカルAWDと全日本チャンプの走りの組み合わせはまさに最強!
ゲレンデをいとも簡単にぐいぐい登っていきます!斜面を登りながら鎌田選手によるシンメトリカルAWDの解説も聞くことができます。アウトバックの走破性の高さに感動していると、あっという間に降車地点へ到着。
実際に乗車してみると、いとも簡単に登っていくゲレンデタクシーに「ウチのクルマでも行けそう」と思いがちですが、実際に雪道のドライブを体験したことのある方であれば、この斜面を登れるシンメトリカルAWDの走破性には驚くはずです。
ちなみにゲレンデタクシーに装着されているタイヤはミシュランの最新スタッドレス「X-ICE3」。スパイクタイヤや競技用タイヤなどの特殊なタイヤは使用していません。誰もがタイヤショップやカー用品店などで購入できるスタッドレス、しかもノーチェーンで走破出来てしまうのはクルマのポテンシャルの高さが大部分を占めるといえそうです。
ちなみにアウトバックとフォレスターには雪道などの滑りやすい路面で威力を発揮するX-MODEというモードが存在しますが、ゲレンデタクシーでは、あえてOFFの状態で走行します。これは基本となるシンメトリカルAWDの走行性能の高さを実証しているといえますね。
降車地点周辺は午後になり、日も当たることからわだちも深くなっていましたが、ゲレンデタクシーはどのモデルもたくましく走り抜けました。