チラ見せS660、バーチャルな丸目コペン、動きそうなアルトターボ【東京オートサロン2015】

2015年3月頃に発売予定というスズキ・アルトターボRSのモディファイバージョンである「アルトターボRSコンセプト」は、ナンカンのタイヤとOZレーシングのホイールでインチアップした足元も含めて、リアリティを感じさせるもの。ステージ上に置かれていたにも関わらず、観客は距離を感じず、むしろ身近な存在と捉えていたようです。

altoturboRS

そしてコペン一色でアピールしたダイハツのブースでは、「第三のコペン」として、デビュー段階から登場がアナウンスされていた丸目バージョンがステージ上に登場していました。

marume_copen

とはいえ、ホイールの内側が見えないように隠されているなど、モックアップ感は否めないもので、まだまだ市販に向けてブラッシュアップが行なわれそうなバーチャル的な雰囲気もあったのです。

初代コペンを思わせる丸目フェイスを支持する声は小さくないものの、オートサロン会場での注目度は、すでに市販されれているローブやエクスプレイをベースにカスタマイズ・コペン。第三のコペンも、ローブの着せ替えボディといえる存在ですから、あくまでもひとつのバリエーションとしてユーザーは捉えていたようです。 

■関連記事

ホンダ・S660は軽量化を狙ってソフトトップを採用【東京オートサロン2015】
https://clicccar.com/2015/01/12/288143/

コペンの本命!? 丸目モデルお披露目でブースはコペン一色!
https://clicccar.com/2015/01/09/286403/

スズキの二大看板!アルト ターボRSコンセプトとハスラーの2台の参考出品は必見【東京オートサロン2015】
https://clicccar.com/2015/01/09/286140/

(山本晋也)

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
続きを見る
閉じる