2015年3月頃に発売予定というスズキ・アルトターボRSのモディファイバージョンである「アルトターボRSコンセプト」は、ナンカンのタイヤとOZレーシングのホイールでインチアップした足元も含めて、リアリティを感じさせるもの。ステージ上に置かれていたにも関わらず、観客は距離を感じず、むしろ身近な存在と捉えていたようです。
そしてコペン一色でアピールしたダイハツのブースでは、「第三のコペン」として、デビュー段階から登場がアナウンスされていた丸目バージョンがステージ上に登場していました。
とはいえ、ホイールの内側が見えないように隠されているなど、モックアップ感は否めないもので、まだまだ市販に向けてブラッシュアップが行なわれそうなバーチャル的な雰囲気もあったのです。
初代コペンを思わせる丸目フェイスを支持する声は小さくないものの、オートサロン会場での注目度は、すでに市販されれているローブやエクスプレイをベースにカスタマイズ・コペン。第三のコペンも、ローブの着せ替えボディといえる存在ですから、あくまでもひとつのバリエーションとしてユーザーは捉えていたようです。
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(山本晋也)