史上最大規模の東京オートサロン2015、3日間で30万人以上が来場!【東京オートサロン2015】

幕張メッセの国際展示場1~8ホール(東中西)、9~11ホール(北)のすべてを使うだけでなく、イベントホールや屋外会場も使用する東京オートサロン。

2015年からは国際会議場の一部も使うようになり、展示スペースの面でも史上最大規模となりましたが、長年オートサロンに関わっている人からは出展車両や来場者に変化を感じるといった声も聞かれました。

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たとえば、出展車両では、これまで以上に輸入車が目立つようになっています。ランボルギーニやフェラーリといったイタリアン・エキゾチックカーは数多く展示され、またドイツ系インポーターでも、メルセデス・ベンツに続き、アウディやBMWも初出展するなど、ユーザーやショップだけでなく、メーカーも注目するイベントとなっているようです。

そうした状況は、見本市的な意味合いもある金曜日の特別公開日の来場者が大きく伸びていることからも想像できるという声もありました。

TAS2015final006もともとはスポーツカーのチューニングから始まったオートサロンも、いまやカスタマイズカーのオールジャンルイベントとなり、国内外の自動車メーカーからも重要視されていることが、あらためて感じられたのでした。

また、来場者の変化を指摘する声も少なくありません。

クルマ趣味のオールジャンルを網羅するイベントとなったことで、多様な来場者がオートサロンを訪れるようになっています。昔ながらのクルマ趣味を好む年齢層だけでなく、ユーザーの若返りなど年齢層の広がりは実感できるところ。海外からの来場者も増えていると肌で感じる2015年でした。 

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(山本晋也)

この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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