シートが光る! モデリスタのプリウスαコンセプト【東京オートサロン2015】

トヨタモデリスタインターナショナルがプリウスαを素材に作り出したコンセプトカー「サイバークロスコンセプト」は、そのスタイリングでのクロスオーバー的な味付けはもちろん、全身にオレンジのヒカリを配したイルミネーションライティングがアピアランスチューンの新提案を示す一台です。

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『COLORED RAY UNIT』と名付けられたライティングシステムにより光るのは、フロントスポイラー&フロントグリル、ドアノブ、シャークフィンアンテナ、リヤスカート、そしてフロントシート。

薄暗くセッティングされたブースでは、ある種の妖しさも感じさせる姿をアピールしていました。

テクスチャー効果を狙ったボディサイドと合わせて、まさしく名前の通りにサイバーなイメージに仕上がった一台で、しかもトヨタモデリスタというディーラーで買えるブランドがこうした提案を行なったという点に注目。 

とくに光るシートは、近い将来のトレンドになりそうな気配です。

(山本晋也)

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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