自販連(日本自動車販売協会連合会)と全軽自協(全国軽自動車協会連合会)の発表によると、2014年の国内の新車販売台数は登録車と軽自動車を合せて556.3万台(前年比+3.5%)となっています。
消費税増税前の駆け込み需要が増税後の反動減を補った形で、3年連続で500万台を上回わる結果に。
内訳は登録車が329万台(+0.8%)、軽自動車が227.3万台(+7.6%)といずれも前年増の状況で、特に販売が好調な軽自動車は過去最高を更新。
軽自動車の比率が40.9%(前年比+1.6P)と初めて4割を超えるなど、新車市場での存在感を増しています。
12月の軽自動車販売ではスズキが前年同月比で+51.8%、ダイハツが+39.6%と大きな伸びをみせており、年間でもスズキが70.9万台(前年比+13.9%)、ダイハツが70.6万台(同+7.0%)と、ともに70万台を超える販売を記録。
昨年4月の増税以降、軽自動車が秋から回復基調に転じているのに対して登録車は10月が対前年比で-9.1%、11月-13.4%、12月-8.8%と依然、足踏みが続いている状況。
冒頭のとおり、2014年の国内新車販売も軽自動車の好調に支えられた一年だったと言えそうです。
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