国内新車販売が増税後3カ月ぶりに回復傾向!

4月の消費税増税から3カ月が経過しました。

自販連(日本自動車販売協会連合会)と全軽自協(全国軽自動車協会連合会)によると、6月度の新車販売台数は45.2万台(前年同月比+3.8%)と3カ月ぶりに回復傾向を示しています。 

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4月に入って登録車の販売が大きく前年割れしたものの、5月以降持ち直してきており、軽自動車についても12カ月連続で前年比増を維持しています。 

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また今年6月末までの累計販売台数は300.6万台で、うち登録車が177.1万台(+7.9%)、軽自動車が123.5万台(+15.4%)といずれも前年同期比プラスの状況。 

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このように国内新車販売は消費増税による販売減から早くも抜け出しつつあるようで、政府からの景気回復に伴う賃金反映要請も有り、自動車各社は夏のボーナス商戦に期待をかけている状況となっています。 

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 (Avanti Yasunori) 

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この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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