優遇額225万円超のトヨタ「ミライ」 納車は最大2年待ち!

水素を空気中の酸素と反応させて発電、モーターで走行する「ミライ」が1km走るのに排出する水は約60ccで、満タンでの航続距離約500km(実勢値)を考慮すると約30Lの水を排出する計算。

 

インパネに有るH2Oボタンを押せば希望する場所で纏めて排出することも可能。

TOYOTA_MIRAI

車両価格は723.6万円ながら、エコカー減税、自動車グリーン税制に政府補助金202万円を加えると優遇額は225万円を超える状況。

TOYOTA_MIRAI
(出展 トヨタ自動車)

とは言え、まだ高額な車両価格や生産能力、水素供給ステーション充足などの課題も有るため、トヨタは「ミライ」の発売後もあえて積極的なPR活動を控えており、静かな立ち上げに配慮しているようです。

■トヨタ ミライ Webサイト
http://toyota.jp/mirai/

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 (Avanti Yasunori) 

【画像をご覧になりたい方はこちら】 https://clicccar.com/2014/12/20/283420/

この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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