2013年暦年のダイハツ工業、日野自動車を含む世界販売台数で惜しくも1,000万台に届かず、998万台に留まったトヨタ自動車ですが、今年は12月末時点で世界初となる1,000万台超えが確実視されています。
同社が8月に発表した世界販売計画では1,022万台(前年比+2.0%)となっていますが、以前にお伝えしたとおり、消費増税で販売が伸び悩む国内や中国市場を米国市場の好調で補完している状況で、最終的には1,020万台程度に落ち着くとみられています。
そうした中、新聞報道などによると同社は現在2015年の販売・生産計画のとりまとめを進めているようで、1,030~1,040万台程度とする方向で調整に入っている模様。
来年は主力の米国販売を軸に今年の実績を10~20万台程度上回りたい考えのようで、VWが同社を猛追する中、2年連続で1,000万台超えを目指すことになるようです。
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