今回試乗したのは、218iラグジュアリー。アイドリングを車外で聞くと、ポロポロとしたエンジン音は3気筒ガソリンと聞かなければ、一瞬ディーゼル? と思わせるもので、どこかのんびりした雰囲気が漂う気も。
車内でもアイドリング時は程度聞こえてきますが、アイドリングストップ時にはもちろん聞こえてきませんそ、走り出してしまえばあまり気になりませんし、オーナーになればすぐに慣れると思われます。
さて、走り出してすぐに気がつくのは、BMWらしくステアリングがよく利く点で、左右に曲がりたがるセッティング。
そうはいっても、MINIの「ゴーカートフィーリング」のようにクイックに曲がるわけではなく、後席の乗り心地に配慮した常識的な曲がり方で、それでもBクラスなどと比べるとハンドリングはスポーティなのは間違いありません。
136ps/4400rpm、220Nm/1250-4300rpmのスペックは、MINIよりも約250kg車重があるだけにパワフルとはいえません。
しかし、ドライブモードセレクターが最大20%まで燃費が向上する「ECO PRO」に入っていない限り、高速道路の追い越し車線でも不足はなく、「スポーツ」なら「アクティブ ツアラー」の名に恥じない走りを披露。
しかし、高速走行時の直進安定性はもう少しで、この辺りは曲がりたがるハンドリングとの関係性も感じさせます。
■BMW初のFFモデル、2シリーズ「アクティブ ツアラー」ってどんなクルマ?
https://clicccar.com/2014/12/01/280383/
■BMWなのに広さが自慢の「2シリーズアクティブツアラー」居住性、積載性は?
https://clicccar.com/2014/12/02/280393/
(塚田勝弘)