MINI 5ドアはやっぱりミニなのか?

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写真は5ドアらしさがわかるように撮っていますが、どう見てもミニらしさは継承されています。

そのために、単にドアを追加しただけでなく、ホイールベースを70mm延長し、バランスを保つためにタイヤから後ろの部分、リヤオーバーハングを95mm延ばしています。それだけではなく、リヤウインドウを寝かせる(角度をつける)ことで、バランスをキープしているとのこと。

確かにミニらしく見えて、ムリヤリドアを付けたストレッチリムジンのようなおもちゃっぽさがありません。とても自然です。

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居住性はどうでしょう。

フロントシートは特段これまでのミニと変わりありません。アップライト気味で運転が楽しくなるようなポジションです。

リヤシートに関しては、当然3ドアよりも居住性がアップしています。膝元などは十分なスペースが確保されています。

やや気になったのは頭周りです。顔のすぐ横にピラー(柱)が来るので、ちょっと気になると言えば気になる。そこに窓があるんですが長時間乗るならフロントに乗りたくなる気がしました。

ちなみにトランク容量も67リットルアップしているので、実用性はアップしています。

さて、走らせるとどうでしょう。

この記事の著者

小林和久 近影

小林和久

子供の頃から自動車に興味を持ち、それを作る側になりたくて工学部に進み、某自動車部品メーカへの就職を決めかけていたのに広い視野で車が見られなくなりそうだと思い辞退。他業界へ就職するも、働き出すと出身学部や理系や文系など関係ないと思い、出版社である三栄書房へ。
その後、硬め柔らかめ色々な自動車雑誌を(たらい回しに?)経たおかげで、広く(浅く?)車の知識が身に付くことに。2010年12月のクリッカー「創刊」より編集長を務めた。大きい、小さい、速い、遅いなど極端な車がホントは好き。
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