人気峠1位の伊勢志摩スカイライン『86S J006 in ISE SHIMA』開催【86誕生3年目の魅力 その1】

どうして86オーナーの皆さんは、こんなにいい人ばかりなんでしょう。

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当日、オーナーの皆さんとイベントを楽しんでいた喜馬克治主査に伺いました。
喜馬さんは、86Sを始めとする86のカルチャー展開を推進してきた中心人物のひとりです。

ISESHIMA_08「こんな天候でも、参加している皆さんが(イベントを)盛り上げるために(協力しながら)盛り上がっていただいている。本当にありがたいです。(現在の状況は)うまくいっている、いや、うまく行きすぎていると思っているんです。我々自動車メーカーの立場としては、『86はこうあるべきだ!』というような偏見をもたないようにすることを心がけてきました。つまり『誰か』が中心であったり、『こう楽しむべきだ』ということをユーザーに押し付けるのではなく、ユーザー自身が主役であり主体となるよう、『ユーザーとユーザーの間に入ること』が自動車メーカーの役割だと考えています」と喜馬さん。

大雨が降って、足がびしょびしょになり、写真を撮っても背景は真っ白。そんななかでも笑顔で楽しめる。それは、自動車メーカーになにかを押し付けられているとか、『参加してあげている』的感覚ではなく、ユーザー自身が主体となって楽しんでいるからなんですね。

そして、イベントの運営スタッフは、そうしたお客様を徹底的におもてなしする。こうした良好な相互関係が、この2年半にわたって築かれてきたようです。

ISESHIMA_22喜馬主査は、「SOCIALが後押ししてくれている」ことがこうした要因のひとつだと言います。つまり、ユーザーが主体となり、メーカーがサポートしながら86を中心としたスポーツカーのカルチャーが形成されていますが、そのカルチャーの伝播には、ユーザー間のさまざまなコミュニケーションが不可欠だと言うことでしょう。ユーザー自らがオフ会やfacebookなどで86やスポーツカーの面白さを発信したことが、現在の「うまくいきすぎている」環境を形成しているのだと、喜馬主査は分析しています。

 86の生みの親、多田哲哉CEは会場で多くの楽しそうなユーザーを目にして

「一度途絶えてしまったトヨタのスポーツカーの文化は、ようやく復活したところです。これを絶やしてはいけないし、受け継いで行かなければいけません」と、語ってくれました。

会社の事情でスポーツカーの文化が途絶えたことを経験している多田CEならではのコメントですが、それは、今のトヨタ自動車の強い決意でもあると聞こえるのです。

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【その2】にて『新城ラリー』での様子をご紹介します。

(ハイパーレブ・プロデューサー 渡辺文緒)