トヨタ「エスクァイア」デビュー。上級5ナンバーサイズ・ミニバン、3つのポイント

toyota_esquire1410_13 

エスクァイアの基本コンセプトとして、チーフエンジニアの水潤英紀さんは次の3点をあげています。

国内市場の重要なカテゴリーの強化
高級感をキーワードにこだわりの外観・内装を追求
新たな価値「所有する満足感」を持った5ナンバーミニバン

じつは2004年をピークにシュリンクしているという国内の3列シート車へのニーズですが、5ナンバーサイズのモデルに関しては人気は衰えることなく堅調といいます。そうした激戦区に、エスクァイアという新型車を投入することで、そのカテゴリー自体の強化するのが目的といいます。

ですから、5ナンバーミニバンとしての基本的な使い勝手や経済性などは先行するノア、ヴォクシーと同等、さらに強化しているということです。

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
続きを見る
閉じる