マツダが2017年に「ロータリー」エンジンを復活させる!?

そこで3年前のclicccarの記事「RX-7 + RX-8 +Prius = RX-9 (HV ロータリー) !?」でも触れたように、打開策としてロータリーエンジンとHVの組合せで排気ガス規制をクリアする案が現実味を帯びて来ています。

つまり、ロータリーエンジンが苦手とする燃焼が不安定な低速域をモーターが担うことでカーボン発生量を抑制すると共にトルク不足もカバーするというもの。

MAZDA_RX-9
(出展 CARSCOOPS)

そうしたおり、海外メディアの「CARSCOOPS」が先頃、ニュージーランドの工業デザイナーによる「RX-8」の後継モデルとする「RX-9」の予想CGを掲載。

こちらでも1.6L(800cc×2ローター)の次世代ロータリーエンジン「16X」を搭載したHV仕様と予想しています。

MAZDA_Rotary_16X

おりしもマツダはまもなく量産ロータリーエンジンを世界で初めて搭載した「コスモ・スポーツ」の発売(1967年)から50周年、さらに2020年には同社創立100周年を迎えようとしています。

この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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