トヨタがプリウス、アクアの派生SUV投入か?

同社は今後、2年間で新型HV15モデルを投入するとしており、候補として噂に上っているのがHVの「コンパクトSUV」。

と言うのも、そもそもトヨタのコンパクトSUVのラインナップには2006年登場以来、8年が経過したダイハツOEMの「RUSH」や、2005年の登場以来まもなく9年が経過する「RAV4」、そして2007年登場の2BOXとSUVを融合させた「イスト」が存在する程度で、それ以外は昨年末に復活を遂げたハリアーやランクルなどの大型SUVしか無く、慢性的に手頃なSUVが不足している状況。 

HONDA_VEZEL

一方、HVで競合するホンダには「VEZEL」が、日産には「ジューク」が、そしてマツダからはまもなくデミオ派生のコンパクトSUV「CX-3」が登場するようで、トヨタとしてもこのクラスに競合モデルを用意しない訳にはいかない事情が存在。

NISSAN_JUKE

そこで有望視されているのがHVの「アクア」や「プリウス」派生のSUV。

この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
続きを見る
閉じる