マセラティのSUV第2弾「グレカーレ」の市販型を公式リーク

■「レヴァンテ」の下にラインアップ、V6搭載で500psを発揮するコンパクトSUV

マセラティは昨年、新型クロスオーバーSUV「グレカーレ」のティザーイメージを公開しましたが、今度はそのプロトタイプを公式リークしました。

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マセラティ グレカーレ 市販型プロトタイプ

「地中海の猛烈な北東風」にちなんで命名された「グレカーレ」は、「レヴァンテ」の下にラインアップされ、ポルシェ「マカン」などをライバルとするコンパクトモデルと予想されていますが、同社ではサイズが大幅にコンパクトになることはないと示唆しています。

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マセラティ グレカーレ 市販型プロトタイプ

市販型では、アルファロメオ「ステルヴィオ」とプラットフォームを共有、「ステルヴィオ」や「ジュリア」なども生産するイタリアの「Casino」工場で生産される予定です。

同社チーフエクステリアデザイナーのダニロ・トセッティ氏と、デザイン責任者であるクラウス・ブッセ氏がインスタグラムにアップした一連の画像からは、レヴァンテより大きなグリルを装備、躍動感のあるボンネットフードを装備。リアエンドでは、クワッドエキゾーストパイプやワイドなLEDテールライトなどを確認することができます。また、車高はそれほど高くなく、スポーティなクロスオーバーよりのボディシルエットも見てとれます。

排気口があることからもフルEVモデルではないことがわかり、V型6気筒ツインターボエンジンを搭載、最高出力は500ps程度と予想されています。そのほか、遅れてマイルドハイブリッドモデルや、PHEVモデルなども設定される可能性があるようです。

グレカーレ市販型のデビューは、早ければ今後数週間以内に行われるかもしれません。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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