具体的には「もっといいクルマづくり」に向けた投資等、業績好調なこの時期にあえて「踊り場」を設けて企業の永続性を高めるべく「地盤強化」を図る考え。
一方のVWは昨春、同社の主力市場である中国からの訴求で7速DCT(DSG)ミッションの大型リコールを発表するなど、シェア急拡大に伴う歪みが見られ、後発となった米国市場では今年の1-9月の累計販売台数が前年比で‐14%と落ち込んでいる状況。
ともすると「消費者」よりも「規模拡大」に目を向けがちな経営陣が多い中、トヨタの今回の選択が長い目で見て吉と出るか、凶と出るかが大いに注目されます。
■USA CAMRY Webサイト
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