VWの小型SUV「T-ROC」のハイパフォーマンスモデル「T-ROC R」がニュルブルクリンクを疾走

●「ゴルフR」譲りのエンジンで、最高出力300ps超を発揮する「T-ROC R」

フォルクスワーゲンの小型クロスオーバーSUV「T-ROC」に設定されるハイパフォーマンスモデル「T-ROC R」の開発車両を、ニュルブルクリンクでキャッチしました。

ニュルを爆走するプロトタイプは、ベースモデルよりローダウンされ、ベースモデルより大型のコーナーエアインテーク、リップスポイラー、クワッドエキゾーストパイプ、大径ホイールを装着しています。直線では圧倒的な加速力と安定性をみせ、高速コーナーではサスペンションがハードに設定されているようです。

2017年に公開されたベースモデルは、7速「DSG」と組み合わされる直噴2.0リットル直列4気筒ターボディーゼル「TDI」を搭載し、最大出力184psを発揮します。一方、「R」では「ゴルフR」から移植される2リットル直列4気筒ターボエンジンを搭載、最高出力は驚異の300ps超えと強力なパワーが特徴です。

「R」のワールドプレミアの場は早ければ2019年3月のジュネーブモーターショーですが、遅れても秋までには発表される可能性が高いようです。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる