決算で最高益達成のトヨタが業績予想を据え置く理由

トヨタ自動車が8月5日に2015年3月期 第1四半期(2014年4-6月)の決算を発表。 

TOYOTA

同社発表によると、連結売上高6.4兆円(前年同期比+2.2%)、営業利益6,927億円(同+4.4%)、純利益5,877億円(同+4.5%)、営業利益率10.8%(+0.2ポイント)と、2007年以来7年ぶりに過去最高益を更新しました。 

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原価低減の取り組み(400億円)や為替変動(300億円)も増益に寄与。 

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販売地域別の営業利益率では国内市場が11.1%(前年同期比-2.1ポイント)、北米市場が6.6%(同+1.7ポイント)、欧州市場が1.7%(同+0.8ポイント)、アジア市場が9.2%(+0.6ポイント)、中南米・オセアニア・アフリカ・中近東市場が5.8%(-1.2ポイント)となっています。 

この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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