駐車しやすい軽自動車、5つのチェックポイント

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ここからは車種別・メーカー別の「駐車しやすい」二大装備を紹介しましょう。

4.ホンダN-BOXの「ピタ駐ミラー」

ホンダの人気モデルN-BOX全車に標準装備されている「ピタ駐ミラー」は、助手席側Aピラーで確認できるサイドビューサポートミラーと広角ドアミラー、そしてハイマウントストップランプのケースに一体化された後方視角支援ミラーで構成されるもので、電子デバイスを使うことなく、鏡やレンズをうまく組み合わせることで、死角を減らすというアイデアアイテムです。

サイドビューサポートミラーは路肩などに寄せやすくサポート、広角ドアミラーは後輪の位置も確認できます。そして、後方視界支援ミラーは、バックモニターを使わなくとも後方の安全を確認でき、車高の高さをカバーしています。 

5.日産DAYZと三菱eKの「アラウンドビューモニター」

日産のデイズ・シリーズ、三菱のeKシリーズの一部グレードに設定されている「アラウンドビューモニター」(三菱では「マルチアラウンドモニター」と呼びます)は、空中からクルマを見下ろしているような視点で周囲の状況を確認できるもので、室内のバックミラーに表示する電子デバイスです。

これにより、目標に対して車体が曲がっていないか、隣とのスペースは十分に確保されているかなどが確認できる、便利な装備なのです。

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(山本晋也)

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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