現在注目されつつあるのが電動オートバイで、アメリカのハーレーダビッドソンが試作車を公開しているほか、日本でもベンチャーのテラモーターズが電動バイク「SEED」(シード)」を日本のみならず、アジアなど新興国でも販売しています。ほかにもデンバなどの電動バイクがあります。
世界的な需要はどうなのか気になるところですが、アメリカの調査会社「Navigant Research」の報告によると、電動オートバイや電動スクーターは2014年から2023年までに世界で5500万台まで拡大するという予想をしているそうです。
日本ではヤマハが3輪の「トリシティ」をリリースしましたが、こちらは125cc。ヤマハは「E・2輪」、プロッツァの「ミレット」がありますが、ホンダの「EV-neo」は法人・個人事業主向けのリースなど、大手メーカーはこれからどうでるか、という段階だと思います。
しかし、日本に限っていえば、電気自動車の課題と同じように価格が下がり、航続距離も延びるなど商品力が向上し、さらに駐輪場の整備などが進めば、電動オートバイが普及する可能性があるかもしれませんが、どうでしょうか?
(塚田勝弘)