また、開発中の、ほかの注目技術も公表されています。
車載用イメージングレーザーレーダー(SPAD LIDAR)
性能向上だけでなく、大幅な小型化、低コスト化を図り、コンパクトに車載することが可能。従来のミリ波レーダーとステレオカメラ両方の機能をひとつで備え、障害物の位置や形状を高精度で検知できるとともに、昼夜問わず、外光にあわせて感度を調節するアクティブセンサーを搭載しているのが特徴です。
3Dヘッドアップ・ディスプレイ(3D-HUD)
車両の状態、標識や交通状況などの情報をフロントウインドウ越しの道路上に重なるように3D表示することが可能で、クルマとドライバーが「チームメイト」となるキーデバイスとして研究している技術。
米国でのハイウェイなどでは車車間通信技術を使わずに、ある程度自動運転が可能であれば、日本での導入も期待されます。
(塚田勝弘)