IHIでは2011年に「磁界共鳴方式」による非接触給電技術の開発に着手。
翌2012年には三井ホームと共同でスマートハウスに於けるEVへの非接触給電実証試験を開始。
元来、送受電コイル間の位置ズレには寛容な「磁界共鳴方式」ですが、IHIでは送受電時の損失を低減すべく、車輪止めの設定や送電側のコイル・ユニットを大きめに設定するなどでシステム効率85%を達成しているそうです。
IHIではほぼ実用化の目処が立っているようですが、ワイヤレス充電にはEVへの受電システムの組込みが必要なことから、市販時期を2017年頃とみているようです。
重たい充電ケーブルの取り回しや充電ノズル脱着を伴わず、戸建て住宅の車庫や充電スポットで車両に乗ったまま気軽に充電準備が出来るようになれば利便性が高まってEV普及に弾みが付きそうです。
■WiTricity Webサイト
http://www.witricity.com/
■IHI Webサイト
http://www.ihi.co.jp/ihi/press/2011/2012-2-08/
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