「ワイヤレス充電」はEV・PHV普及の切り札となるか?

「磁界共鳴方式」は定置式充電器(送電側)と車載機器(受電側)にコイルとコンデンサを設け、磁界共鳴させて電力を伝送するもので、「電磁誘導方式」に比べて送受電コイル間の位置ずれが大きくても、比較的高い効率で充電可能なのが特徴。 

電力の伝送距離が長く、3kWを超える電力を20cm離れても90%以上の効率で送電が可能と言います。 

トヨタ自動車や三菱自動車、TDK、IHIなどが2011年に「WiTricity社」と技術提携してこの方式を採用。 

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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